読書感想文
同世代の元官僚、宇佐美典也さんが書いた「逃げ切れない世代」を読みました。ブロガーのヒデヨシさんが書評を書いていたのを読んで、面白そうだワイと思ったので楽天でポチってしまいました。 日本の「先送り体質」について、何が問題になっているのか、原因…
以前勤めていた寿司屋で、若手(新人)職人の指導的な役をしていたことがあります。若手の指導を通じて、「伸びる若手」「伸びない若手」の差になんとなく気づきました。せっかくブログを書いているので、その知識をみなさんと共有したいと思います。 私のか…
睡眠と身体の機能について2点まとめた。 □睡眠と食欲 睡眠不足で食欲が更新する。満腹の信号を伝えるホルモンの減弱と、空腹・摂食行動を指令するホルモンの増強。これにより摂取カロリーは増える。 主な役者は「グレリン」と「レプチン」。 食欲増強に関わ…
社会経験があり、かつバランスが取れていると思っている遊び人兼ツイッタラー兼ブロガーのヒデヨシ氏が睡眠に関するエントリを書かれていた。ネタが被ってしまうが、睡眠に関する知見を得たので当ブログにて報告する。 □睡眠に関する誤解は世に溢れている か…
先日近所を徘徊していたときに肥った女性を見ました。すっかり暑くなりましたのでみなさん薄着です。その太った女性は腹が突き出しており、二重あごにより首がその存在感を失っていました。私の前を通り過ぎていきましたが、その肥った女性のブラジャーの背…
40年近く生きてきて実感することですが、「人と人との繋がり」は仕事でも日常生活の中でも本当に大切だと思います。修行時代の親方や先輩、学生時代の先生、常連のお客さまなどなど、、、過去に自分が出会ってきた誰かが新しい出会いを見えない形で繋いでく…
まだ読了できていませんが、例のシングルタスクの本を読んでいます。 この本によると、そもそも人間の脳の仕組みそのものがマルチタスクに向いていないそうです。マルチタスクをはじめとするストレスに晒されるとコルチゾールというホルモンが分泌され、脳の…
「フライボーイズ」「レッド・バロン」など、第一次世界大戦の飛行機乗りやドッグファイトを描いた作品が好きです。私はとんと持ち合わせておりませんが、いわゆる騎士道精神を持ち合わせた、爽やかに見える振る舞いと複葉機の飛行シーンの美しさ、飛行機乗…
信用を英語で書くとcreditです。みんな大好きクレジットカードは信用が基本となっています。信用がある人にはお金が貸せますが、信用のない人はお金が借りられません。借りられないことはないのですが、金利が大変高くなります。10日で1割の金利がつくこ…
STAP細胞事件の全貌を暴いた毎日新聞社の須田桃子さんの著作、「合成生物学の衝撃」を読みました。最新のライフサイエンスに興味のある人は必読でしょう。よくまとまっていて、面白い本でした。今月10冊目の本! クリスパーキャス9という、ゲノム(遺伝情報…
今月はわりと本が読めました。読んだ本を貼り付けておきます。 9冊読めました。現在、須田桃子さんの「合成生物学の衝撃」を読んでいますが読了したら10冊/月になります。 来月は忙しくなりますが「富国と強兵」「利己的な遺伝子」など分厚い本にも挑戦して…
酒以外の趣味がなかったので、断酒後はほぼ無趣味と言って良いわたしですが、よくよく思い返してみれば趣味と言えなくもないものが一つありました。銭湯めぐりです。スパとか温泉宿ではなく、銭湯です。もちろんスーパー銭湯も含みます。なぜ銭湯めぐりが好…
人生の大きな過ちの一つに、東京カレンダーのアプリをインストールしてしまったことをカウントしようと思っています。最近は全く読んでないのですが、記号化された都会の男女が織りなす記号的な作り話にいささか疲れを感じているからです。半年前くらいから…
朝日新聞社の人が欧米の知識人に民主主義についてインタビューしたものをまとめ、朝日新聞社が出版してる本、ということで中には毛嫌いする人もいるかもしれない。 構成として一番最初にエマニュエル・トッドを持ってくるのはインパクトを高めることを狙った…
煽ってるのではなく、こういうタイトルの書籍なんです。タイトルだけからすると、「お金を貯めるためにはムダ遣いしてはいけない」とか「金利の低い銀行には預けるな」「金融リテラシーを磨け」みたいな意識高い系の内容なのかなと思いますが、中身は案外ま…
(全然本を読んでいませんので説得力に欠けますが)ここ最近で一番面白いと感じた書籍です。恥ずかしながらまだ読みきっていません。一冊ぶんの感想・書評をまとめて書くより、1つ1つのエントリにチャプターごとの要約と感想を記していきたいです。それだけ…
ゴールデンウィークだからインプットして思索する時間を意識して増やそうと思います。連休初日に読了したのは中野剛志の「官僚の反逆」です。著者も作中で触れていますがオルテガ・イ・ガセットの名著「大衆の反逆」を意識したタイトルです。オルテガの著作…
人工知能の本を読むとバラ色の未来を想像。。。できるわけがない。実に暗澹たる思いに駆られるのである。 ジョルジュ・バタイユの批判した概念「有用性」について。「有用性」とは「役に立つこと」 例えば将来に備えて資格のための勉強をすることを考えてみ…
福岡伸一先生の「動的平衡」を読了した。 生命の本質とは、遺伝子のコピーを残すということより、敢えて誤解を恐れず言うのなら「合成と分解のダイナミクスと同一性の維持」にあるのではないだろうか。 要は「いまの私は三ヶ月前の私と姿形は同じだが、同じ…
サピエンス全史の下巻を読了した。 人類(現世人類、つまり我々)の登場と農耕・言語や文字の発展が中心的に記載されていたサピエンス史のいわば前半部分を中心に描かれていた上巻に対し、下巻では人類がいかに科学技術を発展させ、その科学技術がおそらくそ…
私たちはなんのために歴史を学ぶのだろうか。この本にはその答えのひとつがある。 歴史は決定論では説明できないし、混沌としているから予想できない。 (47p,l2) 物理学や経済学とは違い、歴史は正確な予想をするための手段ではない。歴史を研究するのは、未…
2017年度が終わり新年度を迎える今日、1日に1ページでもいいから本を読んで考え、自分なりの理解や感想をアウトプットする習慣をつけようと思った。 今日は4/1、すなわちエイプリルフールだけれど、俺の決意は嘘ではない。ただし継続できるかどうか、その保…