ブータンを食う
久しぶりのブログ更新です。
先日ブータン料理を食べてきました。なぜブータンなのか?理由はじつはありません。なにか珍しい料理が食べたい、店選びは任せた、と無責任にも人にお願いしたらブータン料理をチョイスしてくれたのです。親切な方だ。
ブータンといえば2011年にワンチュク国王夫妻が国賓として来日されたことを記憶している方も多いかと思います。ブータンはインドと中国に囲まれた人口76万人、国の面積は九州と同じ程度の大きさの国です。
日本と同様四季があり、日本人とよく似た顔つきをしています。
なんだか懐かしい感じがします。
国としての規模は大きくはありませんが、国民の幸福度が高い「幸せの国」として知られていますね。ぼくも幸せになりたい。というわけで代々木上原にある「ガテモブタン」さんを訪れました。
メニュの黒板です。
この料理の名前、異国の料理を食べに来たという感じがしてたまりません。牛の胃袋の煮込みが「ゲップ」って笑
写真付きのメニューブックもあるのでご安心下さい。何がいいかなこれにしようなどと相談し、いくつか決めました。メニューを見ると、唐辛子を使った料理がたいへん多いです。辛いのが好きなので頼んでみました。
サラダと
水餃子と
唐辛子のシチューと
鶏肉と唐辛子とトマトの炒め煮などを頼みました。
言葉がなかなか面白くて、サラダは「ホゲ」という名前でした。ジャイアンの歌声みたいな名前で面白く感じたことを思い出します。
唐辛子のシチューは「エマダツィ」、鶏肉と唐辛子とトマトの炒め煮は「ジャシャマル」という名前で、ジャシャマルは「おかあさんといっしょ」に出てくる某キャラクターみたいだなあーとこれまた懐かしい気持ちにさせてくれました。水餃子は「モモ」ですがこれはインド料理でも餃子をモモと呼んでいた記憶があります。ただ皮の包み方が独特ですね。元ウクライナ首相のティモシェンコの髪型のような巻き方です。そうにしか見えない。
肝心の味については、辛いのが好きな人なら大満足だろうなと思います。エマダツィには唐辛子がわりとゴロリンと入っていましたが、ただ辛いだけでなくチーズの脂によりある程度マイルドになり、深みのある味を出しておりました。美味しゅうございました。辛いのでワインが進みます。また夏頃に行って、大量に発汗したいなあと思います!
都内でも珍しいブータン料理のレストラン、ぜひ訪れてみてください。こじんまりとした店内なので予約は必須ですよ。ご注意!そしてご馳走さまでした。