寿司職人ブログ

人生真ん中あたり

官僚化する婚活①

 人生の大きな過ちの一つに、東京カレンダーのアプリをインストールしてしまったことをカウントしようと思っています。最近は全く読んでないのですが、記号化された都会の男女が織りなす記号的な作り話にいささか疲れを感じているからです。半年前くらいから読むのをやめています。

 先日、中野剛志氏の「官僚の反逆」を読みましたが、さらに同じ著者の作品である「真説・企業論 ビジネススクールか教えない経営学」も読了しました。「官僚の反逆」では主にマックス・ウェーバーの「支配の社会学」からの引用をもとに官僚制度・官僚化とは何かということが描かれていました。「真説・企業論」においてはメインテーマとして「イノベーションとは何か」について論考されています。「世間ではイノベーションイノベーション言うてアピってる人いてますけれども、そもそもそれ本当にイノベーションなんですか?そしてそのやり方でイノベーションが起こせると思ってるんですか?(反語)」という世間で蔓延しているイノベーション論に冷水をかけるような内容になっていました。

 さてこのエントリのタイトルと本書になんの関係があるのやと疑問を抱かれた方も多いと思います。それは次回にさせていただきます。ごめんね。