寿司職人ブログ

人生真ん中あたり

TPP亡国論を読んだあとに思うこと

 批判の多い中野剛志氏の「TPP亡国論」ですが、その批判としては「アメリカ陰謀論だ」「マクロ経済を全然わかってない」「少子高齢化内需拡大と言うのには唖然」「ナショナリストだ」というものでした。中野剛志氏の言説はいわゆる主流経済学に対するアンチに位置づけられ(国債を発行しろとか言ってるし)あたまからトンデモだとみなされる傾向にあると思います。

 しかしここ20年来の日本の不況や格差拡大をみていると、市場経済にすべてを任せると自然に均衡するとかいう主流経済学や新自由主義が本当に正しいもののようにはわたしにはとうてい思えないのでした。