【マネー】可視化することが大切、というお話

ダイエットとお金の管理とは似ているところがある。10年ほど前（つい最近だと思っていたらもう10年になるのか！）にオタキング岡田斗司夫が減量に成功したときに用いていたメソッドが本になっている。「レコーディングダイエット」である。方法はシンプルである。食べたものを記録していくだけだ。

　このレコーディングダイエットと同様家計簿をつけることで、何にお金を使っているか見えてくる。「うーん、この週はラーメン食べ過ぎたかな？今週は蕎麦の回数を増やすか」と反省して食を改善するように、支出の記録をつけることにより、出費の内容を振り返り、結果として無駄だと思う支出を抑える力が働くのである。

　家計簿と考えると、細かい数字を入力するのが面倒くさくて敬遠してしまう。つまりハードルが高いと感じている人には、食事とその費用だけ記録してみるというのはどうだろうか。しかも家計簿アプリなどは使わずに、である。ノートに記録するのでもなく、ソーシャルネットワークの力を借りるのだ。

　あなたが自分の食事を他人に晒せるタイプの人であれば、Instagramを活用するのも一つの手段である。食事の写真に#レコーディングダイエット#デブ活#デトックス#家計簿#ソーシャルダイエットなど適当にハッシュタグをつけて、かつ、かかった費用を書き込んでおけば、食事及びその支出について記録できる上に見知らぬ人からイイねが貰えて継続へのモチベーションとなるのではないだろうか。いろんなサービスがあるので、自分の性格やライフスタイルに合わせた活用を考えてみてはいかがだろうか。