寿司職人ブログ

人生真ん中あたり

【雑記】就活してる人たちに知ってほしいたったひとつのこと

 昼間街を歩いているとリクルートスーツに身を包んだ若者たちを目にします。就職活動というやつです。寿司屋での修行も就職活動みたいなものですが、わたしの場合は専門学校の先生の口利きでした。先生には今でも感謝しています。いわゆる四年生大学の学生さんたちの就職にも口利きがあると思います。教授だったり、親だったり。そのような場合、紹介されて面接を受け、仮に内定を貰えたとして、断ってしまうと紹介した人の面子を潰してしまうことになる(入社してすぐ辞めてしまっても同様)ので、就職の確実度は高まりますが自由度は低くなります。世の中はトレードオフだらけです。

 わたしはあまり実感していませんが世の中は景気が良いようです。就職活動は売り手市場、つまり就職活動をする学生さんたちに有利な状況だそうです(若い人たち自民党を支援するわけです)。わたしが20歳前後のころはITバブルとか言われていましたがすぐ弾けてしまい不景気でした。各企業は採用人数を減らし、就活生さんたちが苦戦している様子がテレビのニュースから伝わってきたことを覚えています。今の人は良かったね、と思います。

 今はどんな会社に就活生さんたちがこぞって応募しているのでしょう(ちなみに応募、申し込みのことを英語でapplication、応募者のことをapplicantと言います)。某経済誌が就活生の人気企業ランキングを発表しています。

就職人気企業ランキング2018【文系男子】ベスト200 商社が軒並み上位、銀行は26年ぶりトップ10脱落 | 『週刊ダイヤモンド』特別レポート | ダイヤモンド・オンライン

文系男子のトップ5は

1位 三井物産

2位 三菱商事

3位 伊藤忠商事

4位 東京海上日動火災保険

5位 住友商事

となっています。なんとトップ5のうち4つを商社が占めています。商社マンって世界を飛び回って英語で会話してカッコいいイメージありますね。給料も高そうだし女の子にモテそうだ。具体的にどんな仕事をしているか分かりませんが、イメージは抜群に良いです。案外イメージだけで選んでみても、「商社マン」に付随するイメージや実利が良すぎるので、仕事の中身はそこまでやりたいことではなくても職業人生を振り返ってみると得したかな、と思えるのかなあと思った次第です。

 話は少し変わりますが今の学生さんたちは圧倒的に大手志向だそうです。まあ安心・安定ですからね。大手の中で若い頃から顧客と接する責任のある仕事をさせてもらえるようになると社内ふくめ業界で評判が高まると思います。(社内の調整役や間接部門では市場性に欠けます)転職するにしても独立するにしても良い未来が見える確率が高まるように思います。以上、お店のお客さん(大手企業人事部)のまたぎき話をそのまま紹介させてもらいました。