寿司職人ブログ

人生真ん中あたり

心の傷の癒やし方

 モーガン・フリーマンが出演する映画の邦題みたいなタイトルになってしまいました。

最高の人生の見つけ方 (字幕版)

かれこれ1ヶ月ほどエモくなっているわけですが、自己診断では回復基調にあります。昔からわたしは「引きずるタイプ(≒執着が強め?)」なのですが、別にずっと引きずっていたいわけではありません。どうにかして楽になりたい、執着心よ薄まれと思っているんですよこれでも。では、どのようにして?わたしの個人的なやり方ですが、ご紹介申し上げたいと思います。

マインドセットは「感謝」

 別れた相手を恨んでも仕方ありません。自分と付き合ってくれてありがとう楽しかったという感謝の思いをベースにしましょう。人を恨むエネルギーは負の方向に大きいですが、それと同じかやや大きめのエネルギーで感謝してください。

別れた相手の意志を尊重する

 社会人の場合、お互いいい年した大人です。それぞれにバックグラウンドがあります。親がいて、友人がいて、勤務先があって。。。それぞれいろんなしがらみ・人間関係をもっています。その中でいろんな人に相談して決めた結論だと思いましょう。その「結論」は、結果的に間違ってしまう可能性がゼロではありません。それでも、かつてはお互い想い合った仲なのですから、その人の意志を尊重しましょう。「俺だったら。。。」と思うのは自由ですが、その気持ちベースで相手にメールしたり手紙を書くのはやめておいたほうが良いと思います。キモいから。

思いを吐き出す

 一見するとさきほどの記述と矛盾するようですが、吐き出す相手が違います。別れた人ではなく、信用のおける友人に対してです。女の人は恋愛トークが好きですが、男の人もすればいいと思うんですよね。頭と心の整理になると思います。「未練がましいのは男らしくない」と性差別主義者は言いますが、だから何なんだ。そんなことは分かっているんだ。こちとらそれを直視した上で話しているんだ。というわけで、信頼できる人に、いかに「彼女が素晴らしいか」「好きだったか」「別れて哀しいか」ということを語ってください。ただ、一度だけにしておきましょう。なんだかんだ言っても、男の恋愛相談なんてやっーーぱりウザいものですからね(性差別主義者)。

 吐き出すだけ吐き出してしまえば、多少スッキリします。そのスッキリしたときの気分を覚えていてください。そのときの気分を0.1秒で再生できるようにトレーニングしてください。そうすればエモくなったときにもとに戻り易くなるのではないかと思いますよ。f:id:sushishock9:20180813180930j:image

他の素敵な女性と出会う努力をする

 王道かと思います。「地によって倒れたものは地によって立つ」という言葉がありますが、まさにそれです。別れたら次の人に出会いましょう。上書き保存か別ファイルに保存か知りませんが、過去を振り返る頻度は減ると思います。ここで注意することは、「元彼女のことが忘れられない」とか言わないことです。違う人間なのですから、良いところも悪いところも違います。下手をすれば誠実さではなく偏狭さの現れだと思われてしまいますし、相手を傷つけてしまう可能性もあります。ふたりの良い関係を築こうと前向きに付き合える人がいたら、過去に浸るのはひとまずぐっとこらえましょう。がん細胞が隣り合う組織に浸潤するように、少しずつ新しい人が過去を塗り替えていきますよ(比喩が下手)。

 

 いかがでしたでしょうか?理想論といえば理想論です。しかし、感情・感傷には理性・理想という名の光を当ててやるしかないように思います。ドパミンがドパドパと湧き出すような相手に再び出会える旅路の松明の如く、理性の光をあなたに。そしてわたしにも。