寿司職人ブログ

人生真ん中あたり

離婚について

 そろそろ40歳を迎えようとしている私は現在世帯を持っていますが、もし離婚して独身になったらどうなるんだろうとふと考えてしまいました。離婚後の人生について、経済・生活・恋愛の3つの観点から思いついたことを書きます。

【経済面】

 経済的には離婚時に支払う慰謝料と財産分与、及び子どもの月々の養育費が負担になり、実年齢は40歳ですが可処分所得としては20代半ばくらいの一般サラリーマンとさして変わらない程度になるでしょう。独身貴族と言われるかもしれませんが、特に贅沢することなく生活費と月3万程度の老後資金の積立で収入は消えることでしょう。しかし、慎ましく暮らしていけばなんの問題もないわけですから、特に経済面における心配はなさそうです。

【生活面】

 家事労働については特に心配していません。15歳から親元を離れて生活してきたゆえに、「自分の身の回りのことは自分でする」意識は持っています。また直近の単身赴任生活で掃除選択自炊のスキルは更に高まりました。むしろ人に任せることなく自分のやりたいように生活をデザインできるので、家事のアウトプットとしては同じなのに「やり方が違う」などと言われてストレスが溜まることもなさそうです。フラリとジムに行くこともできますし、朝ランもできる。映画も好きなように観られますし本も読めます。

 体調を崩したときが心配といえば心配ですが、日頃から医療に関する知識を仕入れており、酒をあまり飲まずエクササイズに励んでいますので、悪化したとしても確率は低いと思われます。それに世の妻族は男性配偶者が体調を崩した場合、体調を心配するより先にその不摂生を詰り「うつさないでよ!」という傾向にあるようですので、女性配偶者がいることで精神的ストレスが溜まり回復が遅れる可能性が高いです。つまり、家事能力があるなら一人暮らしのほうが極めて効率的かつ生活しやすいと思われます。

【恋愛面】

 離婚していわゆる「バツイチ」となることで、再び自由恋愛市場にいちプレーヤーとして参加することになります。若い頃と比較して容姿は衰えていますし、いざ出会ったとなっても相手のことを理解し相互の違いを確認してすり合わせして。。。というプロセスが面倒で仕方ありません。特に離婚後の一人暮らしの期間が長いと、再婚の可能性は低いと考えて良いでしょう。このような男性にとって、忌憚なく言えば、「週1くらいで会えるセ。クスさせてくれる話し相手」がいれば、結婚を迫ってこない限りは一番望ましいかたちと言えるのではないでしょうか。そういう良い相手の女性が男性の心の支えとなり、もしかしたらその人との間に子どもをつくりたくなるかもしれません。そうなれば素晴らしいことです。

【結局。。。】 

なんだかんだ言って、ひとがひとりで生きていくのはとても寂しいものだと思います。男性が年をとれば余計に。。。その寂しさに耐える自信は、わたしにはあるともないとも言えません。寂しくてツイッターオフに参加しまくって痛いオジサン呼ばわりされるのも悲しいですよね。考えると暗い気持ちになってきました。オッサンは離婚しないほうがいいのかもしれません。