寿司職人ブログ

人生真ん中あたり

男メンヘラ三界に家なし

 ここのところ落ち込んでいます。オチンコは出ていません。通報しないでください。

 理由は今でも過去を引きずっているためです。今までこんなに引きずることはなかったので、自分でも正直驚いています。一体どうすればよいのでしょう。相談した友人たちは「時間が解決するよ」と優しい言葉をかけてくれます。私もそのように思います。川の流れがやがて岩を削るように、時の流れが私の心の穴を少しずつ埋めていくのでしょう。

 しかし、時の流れとともにますます私のことは忘れ去られていくのだろうな、等と余計なことを考えてしまいます。そして最近丸坊主にして顕著なのが頭皮の益々の衰えです。これはしっかり剃らないとハゲが目立つと言うレベルでハゲてきています。つまりただでさえ少ない外見的な魅力がさらに失われてきているということです。自己評価の低下も加わり、男メンヘラと化してしまったわけでございます。

 「髪の毛が無いなら筋肉をつければいいじゃない」というハプスブルクの女メソッドを信じて筋トレにハゲんでおりますがまだまだ体重は80kg近く、太腿が太いずんぐりむっくりの体型であります。なかなかジェイソン・ステイサムにはなれそうにありません。何を無駄な努力をしようとしているんだ。そして何を馬鹿なことを言っているんだ。もっと仕事と家庭を大切にしろ、という声が聞こえてきます。

トランスポーター3 アンリミテッド (字幕版)

 そうなのです、わたしは本来すべきことから逃げているのかもしれません(ちゃんと働いていますけどね)。どちらも中途半端です。なので、こんなことになってしまったのですが。「私の状況が違っていたら。。。」などと「たら、れば」を言いだせばきりがありませんし、過去のことをくよくよ考えるのは時間の浪費に過ぎません(と、シングルタスクの本に書いてありました)。しかしそれでも、美しかった(とわたしは思ってる)過去の記憶を、現在をなんとかサバイヴするために時折思い出す程度は許してほしいと思うわけです。まあ、勝手にすれば、といったレベルの話なんでしょうけど。

 あのときは最高に楽しい時間だった。もっとたくさん会話して、ふざけあって、時には真剣な話をして、美味しい酒を飲んで、一緒に過ごせる時間をより素晴らしいものにしとけばよかったなあ、とひたすら後悔しているのであります。そして、わたしが夢中になったあの人は、他の人がどう思おうが、素敵な人だったなと今でも思っているのです。

 

。。。なんて、気持ちが悪い文章を書きながら、独りで華金の夜を迎えます。