寿司職人ブログ

人生真ん中あたり

いい男になるために

 いまは別れてしまいましたがかつてお付き合いのあった人は、私をこう評しました。「別にいい男ではなかった。」と。

 確かにその通りであります。実に的確な評価と言えましょう。「ルックス」「スペック」「仕事の能力」「生まれ育ちのよさ」「ファッションセンス」「誠実さ」などなど、すべて私には欠けているものであると実感しています。仮に港区OL100人に私のポートレイトとスペックを書いたボードを見せながら「この男(sushishock9のことね)はいい男か?」と問うたら100人中97人は「No」と、3人は「気の毒だからノーコメント」と実質的にNoである回答を得るのではないでしょうか。

なぜ日本にはいい男がいないのか 21の理由

 自虐が過ぎますでしょうか。エントリをここまで書いていて、軽く死にたくなってきていますが、それでは私はどうしていけば良いのでしょう。

 ダイエットエントリの際に写真をアップしましたが、世間一般で言われる「いい男」から遠く離れた人間に生まれ育ち40年ほど過ぎてしまいました。いまさら顔の造作は変わりませんし(老いて醜くなるだけ)髪の毛の量は減る一方、認知パターンや基礎教養、人脈などいまさらどうしようもありません。このまま諦めて地べたを這いつくばっておればよいのでしょうか。一体僕はどうすりゃいいの。

大迷惑

大迷惑

 答えはーーーわたし次第、であります。私がこのままでは嫌だと思い、何らかの改善をしたければすれば良いですし、「どーせ俺は良い男じゃないですよ、顔も悪いし」と不貞腐れてなにもしなければそれはそれで良いのです。何も変わりませんが。

 自分の人生です。親のせいにも友人のせいにも、周りのせいにはできない。自己変革という孤独な戦いは自分ひとりで始めるしかないんだ。何もしなければお前の人間としての器は変わらないがそれで良いのか。脳や遺伝子の基質的問題があるかもしれないが、そこで挑戦しなくてよいのか。自分として許せるのか。自分にこう問いかけてみたところ、わたしの心の声は「やってやろうじゃないか」でした。特に外見もスペックも性格も変化はありませんが、この決意こそいい男になるためのアームストロング的な第一歩でありましょう。

 わたしはいい男となるべく努力して生きる道を選びたいと思います。いい男になるための努力なんて、いい男界の範馬勇次郎たちにとっては「女々しい行為」であるかもしれませんが。。。

 しかしいい男になるためにはどうすればいいんでしょう。自分で少し考えてみましたが、いい男になるためには基礎力と応用力と特殊能力が必要かと思います。

基礎力とは、簡単に言うと「一般的に、他者から好感を抱かれるための力」のことです。要は清潔感など外見的なところです。応用力とは見た目のみならず会話の内容であったり段取りの力であったり。女性をエスコートする際の汎用的スキルのことです。特殊能力とは、実はこれが割と大切なのでは、と思うのですが「あなたの特別な人にいい男だと思われる」ことです。そもそも誰に良い男だと思われたいのでしょうか。まず自分に対して自信を持ちたいということがありますが。これがあればある意味で他のものはいらないと思います。それをどうやって獲得するかは正直わかりません。真摯に相手を思いながら、ゆっくりと関係性を築いていくことで醸成されるもののような気がします。でもその関係性を築くにはどうしたら?ステップがたくさんありますし、個別性が高い問題です。快刀乱麻の解答は思いつきません。いい男になるのは難しいね。でも頑張るぞ。

ウホッ!!いい男たち~ヤマジュン・パーフェクト