寿司職人ブログ

人生真ん中あたり

喫煙者をクズ呼ばわりするつもりはないけれど

 いまどきタバコなんてものを吸ってる若者はいないだろうと思っていたらまだいました。一年戦争で倒したはずのジオン軍アクシズで生き残ってネオ・ジオン軍になったようなものでしょうか。

episode 1 ユニコーンの日

 酒飲みの気持ちは酒飲みにしか分からないように、タバコ吸いの気持ちはタバコ吸いにしか分からないものだと思います。とはいえ、非喫煙者にとっては臭くて有害なだけのタバコの煙を空間に巻き散らかして平気な顔をしていられるのは実に不思議です。

 本日昼飯を食べるために訪れた店で周囲を喫煙者に囲まれたため、楽しいはずの昼飯タイムが実に拷問のような苦しくて辛く、臭い時間になってしまったのです。喫煙Okの店に気づかなかったわたしの注意力不足が原因でありますが。店がOKしているなら、そりゃお客は堂々とスパスパと吸いますわな。ニコチン中毒でもあるわけですし。なので、わたしが喫煙者たちを恨むのはお門違いです。恨むなら喫煙可の店舗を運営している業者、ひいては日本たばこ産業や日本政府でありましょう。

 最近、東京都が「屋内原則禁煙』というオリジナルの条例を発表しました。小池百合子さんはあまり好きではありませんでしたがこの取り組みには大賛成です。欲を言うなら屋外も禁煙にしてほしいものです。歩きタバコだけでなく自転車漕ぎながらタバコ・原付走らせながらタバコも取り締まっていただきたい。歩きタバコより広範に臭くて有害な煙を撒き散らす連中にかける慈悲はありません。低学歴・低収入・低民度の三拍子揃った三級市民の振る舞いだと思います。ラ・マルセイエーズの歌詞の如く大地に喫煙者どもの血を吸わせてやりたいとまでは思いませんが、もっと世間の風当たりが強くなれば良いとは思います。

ラ・マルセイエーズ

ラ・マルセイエーズ

公共の福祉の観点から、喫煙可の店舗は所得税を5%増しで納付させる、喫煙習慣ありの人は医療費自己負担1割増などの北風政策も必要なのではないでしょうか。

 ちなみに酒も臭いですし体に悪いし、犯罪の温床になるし酔っぱらいは迷惑なので喫煙者と同程度には酔っぱらいも蔑まれる必要があるのでしょう。そんな世の中で良いのかという気がしなくもないですが、少なくとも酒とタバコが大人の男の嗜みなどと言われなくなるほうがわたしのような根っからの非喫煙者・脱酒者にとっては生きやすい世の中になるのだろうとは思います。

 サンキュー・スモーキング (字幕版)