寿司職人ブログ

人生真ん中あたり

友達力も実力のうち、というお話

 permissionよりpassionが重要です。

 

 例えば英語の勉強やジョギング、ダイエットなど、継続・習慣化したいけれどそれが難しい場合、ソーシャルネットワークの力を借りることもあるかと思います。ソーシャルネットワーク上の誰かの声援を励みに、或いは自分が誰かを励ましたので励ましたからには自分もやらねばならぬという一種の責任感をもって、継続したいサムシングに取り組むというわけです。一種のゆるい同調圧力とも言えましょう。そうすることで継続できるなら、ソーシャルネットワークは「有用なツール」でありましょう。

ソーシャル・ネットワーク (字幕版)

 ところがこれとは逆に、ソーシャルネットワークが有害なツールになってしまうときもあります。主に2点あると考えます。

1.「他者を攻撃する」

2.「自分への甘さを赦し続ける」

です。具体的な例をあげますと、1については

「10km走るのに1時間かかるやつはカス」とか「デブには生きている価値はない」などという言葉に伴う無益なやりとりです。精神と時間を消耗するだけですし、継続したい行為そのものへのパッションが失われてしまいかねません。

2については、例えば「今日はやる気ないからやめよ」という言葉に対し「そうだよねー、やる気ないときは休むのが一番!」とおさぼりを後押しする言葉を投げかけることなどです。確かに疲労困憊の中では集中力がなくなりますし、怪我に繋がります。しかし、何かしら継続することが本人の目的であることを知っているなら「疲れて走れないなら、ストレッチだけでもやったら明日気持ちよく走れるかもよ!」とか「お風呂の中でリフレッシュしながらリスニングがてらトランプ大統領の就任演説でも聴いてみたら?」などと負荷の少ない代替案を提案し、「しんどい中でも何かしらやった」という精神的な達成感を味わってもらうほうが本人のためだと思うのです。余計なお世話かもしれませんし、なにより本人のやる気・元気・井脇が大切なんですけどね。

やる気 元気 いわき 根性一代夢の花

 自分でやると決めたことをやり抜くために、強いパッションをもつこと、実現可能性を考慮すること、具体的ビジョンをもつこと、やると決めたことをやり遂げやすいような環境を作ること、仕組み化して習慣化してしまうことなどが有効な対策かと思われます。ソーシャルネットワークを活用するのであれば、パッションを呼び起こしたり、サボりの赦しより継続のための具体案を提案する良きフレンズを選ぶことが成功への秘訣なのではないかと思う次第です。

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