社会人になってからJpopを殆ど聴いていないので、歌手と歌詞と曲が殆どリンクしない寿司職人です。おはようございます。こんな私でも何故かSMAPの「世界に一つだけの花」は歌手と歌詞と曲がきちんとリンクします。特にSMAPが好き、というわけではないのですが。。
その理由として考えられるのは卒業式のときのエピソードです。カタブツというか、普段から特に気の利いたことを話すわけではない(というかむしろつまらない)校長が、何故か卒業式のスピーチで「世界に一つだけの花」の歌詞を引用したのです。「未来に羽ばたく君たちに、この歌の一節を贈ります」などと言って。そして校長は
そうさ僕らは
一人ひとり違う種をもつ
その花を咲かせることだけに
と歌詞を引用したのは良いのですが、最後の最後に
一生懸命になれば「ええ」
と、何故か訛ってしまったのです。それまで退屈だった卒業式のスピーチは、ここで大爆笑です。それまで何回も卒業式に出席しましたが、こんなに笑いを取った校長のスピーチはいまだかつてありませんでした。校長はなぜ爆笑が起こったのか全く分からない様子でしたが、おそらく人生で一番笑いを取れた瞬間だったのでしょう。良き青春の思い出です。
・
・・
・・・
あれから20年ほど経ちました。なぜ今さらこんなことを書くのかといいますと、実は今朝、オンリーワン体験をしちゃったんです。どんな体験か?非常に簡単なことです。日傘をさして駅まで歩いたのです。日傘をさしている女性はちらほら見かけましたが、日傘をさしている男性は一切見かけませんでした。私の住んでいる街、という地域・朝早めの時間帯という、ごくごく狭い範囲内ではありますが紛れもなく私は「オンリーワン日傘男」でした。校長、私はオンリーワンになりましたよ。
おそらく校長のメッセージの趣旨とは違うのでしょうが、オンリーワンはオンリーワンです。「男が日傘をさす」この行為だけで。。。
オンリーワンには独創性の著しい高さ、奇抜さ、極めて特殊な技能などいくつかの捉え方があるように思いますが、「日傘男」はこれらの観点には含まれそうにありません。しかしながら、実際に、他の誰もやってないのです。オンリーワンのスキマ産業、それが日傘男(地域・時間帯限定)です。西川きよし師匠は言いました。「小さなことからコツコツと」と。私のような凡人ーとりわけオンリーワン業界ではーは、社会通念上許される範囲内におけるニッチなオンリーワンを狙って自分なりの楽しい人生を築いていきたいと思います。
最後に日傘のメリット・デメリットを記載しておきます。
日傘のメリット
・目立てる
・日焼けを防ぐことができる
・アンチエイジングで女性との話題がつくれる
・男性の場合、日焼け止めクリームを塗る必要がなくなる
・晴雨兼用の場合、雨天になっても対応できる
日傘のデメリット(とその対策)
・費用(日傘を購入する必要がある)
→楽天ポイントなどが溜まっていたらそれを使う、誕生日プレゼントなどで買ってもらう
・片手が塞がる
→バッグは肩にかける
(→ながらスマホができなくなるなら、それはメリットと考えるフレームシフトを行う)
・目立つ
→むしろメリットだと思いましょう
・男が日傘なんてみっともない
→日焼けしたボロボロの肌のほうがみっともない、と発想を転換してみるのも一つの手です
どうでしょうか?「日笠+朝晩の化粧水ケア」まで実践するなら、さらにオンリーワン度が高まるかと思います。今日も頑張っていきましょう。