寿司職人ブログ

人生真ん中あたり

【マネー】住宅ローンのこと②

 前回の記事【マネー】住宅ローンのこと①不安 - 寿司職人ブログの続きを書きます。

 前回の記事では「住宅ローンとは重圧ローンである」ことを強調して買いてしまいました。だって私のような低所得者には月1万円でも大きな負担なんですもの。それが3千万円の35年ローンで月11万円ですぞ。携帯電話もauからUQモバイルにしたんだぞ。おかげで7千円くらい安くなりました。高いよね、ブランド通信会社の通信料。だいたいアメリカでは。。。

 

閑話休題

 

住宅ローンの話でした。

70手前の老親に住宅ローンについて聞いてみますと「あんた、ボーナスは繰上げ返済するのよ!使っちゃダメよ!だらだら利息払ってても、銀行を儲けさせるだけなんだからね!」と言われてしまいました。

 昔の金利はいくらだったんだろうと思って調べてみました。いまから30年ほど前を振り返ってみます。いわゆるバブル期をご想像ください。

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かつては銀行が住宅ローンを取り扱ってなかったのですかね。住宅金融専門会社(住専)という名前が出てきました。住専問題って大人たちが騒いだことを思い出しました。懐かしいですね。あの頃はまだ私も髪の毛がふさふさで、毎日野山にまじりて竹を取りつつよろづのことにつかひけり。。。あ、ノスタルジーに浸ってしまいました。再びの閑話休題

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個人の住宅取得の際には銀行ではなく住専を通してローンを組んでいたようです。私の調べ方が甘いのかもしれませんが、そのときの標準的な金利は分かりませんでした。ただ、当時の長期プライムレートを参考にすると、おそらく7パーセント程度の金利だったようです。年利7パーセントってメチャクチャ高いやんけ。どれくらい高いかというと、3千万円を年利7パーセントで10年ローンで借りると3千万円が5千1百万円になっています。20年で組んだら倍以上になっていますな。もちろん、当時は預金した場合も7パーセント程度の金利が付いていたそうですからどっちもどっちという感じがしますけれど。。。そりゃ、親も繰上げ返済を勧めますよね。金利7パーセント時代を生き抜いてきたわけだから。。。

 でも、バブルは弾けてつわものどもが夢の跡、貸し出し金利もすっかり下がってしまいました。先日ネット広告を見ましたらなんと金利は固定で1パーセント台ではありませんか。永らくデフレという陰気な妖怪に取り憑かれている日本ですが、住宅ローンの金利のみについて考えてみると、多少の福音があったと言えるのかもしれません。もちろんデフレにより、ローン返済のために必要な月々のお給料(とりわけ継続した雇用)が失われ、新小岩駅で電車が長時間ストップすることが増えたわけですが。

 とにかく、現在は極めて住宅ローンの金利が低い状況である、ということだけは言えます(銀行によって差はありますし、これからの経済状況次第では金利がどうなるか見通せませんけど)。少しばかり住宅ローンの重圧が減ったでしょうか。次回の記事ではもう少し住宅ローンについて書いてみようと思います。

つづく!