【雑記】できる人は「やる気」を言い訳に使わない?
脳科学者というよりむしろ脱税疑惑のほうが有名な日本三大モジャモジャ頭の茂木健一郎先生がプレジデントのweb版にこんな記事を寄せていた。
http://president.jp/articles/-/24826?display=b
なるほどと思う部分もあったが、「それはどうなん?」と突っ込みたくなった部分もあるので、突っ込みたくなった部分を紹介する。
自分の限界を超えて、新しいことにチャレンジするとき、こんなふうに考えることはありませんか?
「よし! いまこそ気合を入れてチャレンジするぞ!」
「今度こそ、やる気を起こしてチャレンジしてみよう!
→限界を超える挑戦をしようとする人ってそんなに多くないと思う。そして「今度こそやる気を出してチャレンジしてみよう!」なんて思える人はすでにやる気がある。
サヴァンについて、イギリス出身の神経学者であるオリヴァー・サックスは、そのような特殊な能力を持った人たちを研究し、あるひとつの結論に達しました。
その結論とは、「サヴァンたちが示すような能力は、ノーマルな人の脳のなかにも潜在的にあるのだが、何らかの理由でその能力が抑えられている」というものでした。
→なぜサヴァンの人たちが「脳が本来持っている能力」とやらのリミットがが外れているのか、凡人が脳リミットを外すための具体的手順は何か?それがわからないと「だから何?結局無理じゃね?」となる。
実は、フェイスブックのマーク・ザッカーバーグ、マイクロソフトのビル・ゲイツ、アップルのスティーブ・ジョブズなど、成功者となった人々はほぼ例外なく、脳の脱抑制に成功した人たちなのです。
→この人たちはサヴァンなの?それならカーネギーもウォーレンバフェットも孫正義もサヴァンなの?
脳の脱抑制で全てを説明する暴論である。茂木先生はご自身のキューティクルの脱抑制には成功していると思う。
「でも、どうやって脳リミットをはずすの?」
そんな声が聞こえてきそうですが、それはある意味当然のことです。
なぜなら、私たちは脳リミットのはずし方を学校で学んだり、会社で実践したりしていないからです。
ですが、誰しもちょっとした工夫次第で、脳リミットをはずすことができるようになります。
あなたの脳は、無限の可能性を持っているのです。
お、ようやく具体論が出てくるか?と思ったらこれで記事は終わっていた。そして茂木先生の著作の広告が貼ってあった。
こんなことしてたらプレジデント誌の信頼は下がると思う。個人的にウケたのはこちら。
物事を深く考えすぎないことを意識しながら、「とにかくやってみよう」と一点集中するのが、脳リミットをはずすための大事なポイントになってきます。
この記事の論旨は「特別なことをやってやろう」と気負うことが逆に脳にリミットをかけている。自然体・平常心で日々のことに取り組もうぜ!そしたらアンタも成功者!
というものだと思うのだが、「とにかくやってみよう」って十分気負ってるじゃねーか、俺たちボンクラが知りたいのはその「とにかくやれるようになる方法と」のはずだ。少なくとも俺はそう思ってる。
どうでもいいけど日本三大モジャモジャとは茂木健一郎先生と葉加瀬太郎とムックです。