寿司職人ブログ

人生真ん中あたり

ダイエット・筋肉・夏

 今年の4〜5月、わたしはある動画を毎朝のように観ていました。それはアメリカ合衆国大統領ドナルド・J・トランプの就任演説の動画でした。いろいろと物議を醸す人物ですが、そういえば就任時のスピーチはどんなのだったかなと思い、またトランプ大統領はわかりやすい英語でスピーチするので、語学の勉強がてら聞いてみようと思ったのです。

youtubeにアップされていた動画へリンクを貼っておきます。

 わたしは教養や思慮に欠ける人間ですので、トランプ大統領の"America first! America first!"のというフレーズ(大切なことなので2回言いました感がすごい)や、"We will make America strong againWe will make America wealthy again, we will make America proud again, we will make America safe again, and yes, together, we will make America Great again!"という国民を鼓舞する締めの言葉など、言ってることは実にシンプルというか単細胞っぽいんですが、わたしたち日本の負けドッグの心にもストレートに訴える何かを感じ取りました。20分弱の動画ですので、通勤の途中にでも聞いてみてください。

 さて、アメリカ人といえばデブが多いイメージがあります。そういえばトランプ大統領もデブです。「欧米では太った人は自己管理能力がないとみなされ、そのような人間は部下を管理する能力がないとみなされる。したがって欧米の管理職にはデブがいない」などとまことしとやかに言われておりましたが、トランプ大統領の体型を見ていると、欧米の管理職にデブがおらんゆうのはほんまかいな、どうせ嘘やろ、という気持ちになって参ります。

 しかし、ことの真偽はどうであれ、管理職の仕事を愛し、長く続けたいのであれば、デブであることにより体調を崩す可能性を考慮すると、食餌・運動療法で減量したほうがその人の望む未来を手繰り寄せることができるのではないかと思います。わたくしのことになって恐縮ですが(というか私のことを話すまでの前ふりが長い)、本日炎天下の中走ってまいりました。30分も走りました。朝筋トレして昼ラン、最高にストイックです。30分ランして汗をかいた、ある意味ドーピング状態ではありますが、体重が76.9kgまで達していました。目標である75kgまであと2kgを切りました。もっと有酸素運動をしなくてはなりません。明日も走れたら走ろう。

 そういえば、以前、2月末に撮った自撮りをアップしていました。最近酒をやめる前日に撮った写真が見つかったのでそれを供覧いたします。2月末の写真よりそうとう太っています。顔が岩石みたいになってる。。。

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これが4/6でした。

そして、禁酒して筋トレして4ヶ月が経過しました。8/5の写真がこれです。

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かなり引き締まったんじゃないですかね。体重を20kg落としたときに外観にもたらされる変化を供覧いただきました。

そういえばツイッターでも少し呟きましたが、負荷をかけたときに筋量増加方向に舵を切るか、酸素消費方向に舵を切るか、スイッチ役のタンパク質が見つかったそうです。記事へのリンクはこちら

JNKという名前のタンパク質です。このタンパク質をつくる遺伝子のノックアウトマウスを作成し各種試験を行った結果、以下のことが分かったそうです。

・通常のマウス群とノックアウト群とでトレッドミル運動をさせてみた結果

 →ノックアウトマウス群はJNKをノックアウトしても健康だし、長い時間トレッドミル上で走り続けることができた。ノックアウトマウス群は有酸素運動の能力を、血管や筋繊維を形成することで高めていた。

・一方、2群に筋肉が増えるような経験をさせたら。。

 →非ノックアウトマウス群は2倍の筋量になったが、ノックアウトマウス群では筋量がふえなかった。

 と。

 人間でもこのJNKタンパク質の働きが調べられているようです。しかし、どうやら筋量を増やすとかいう方向の研究ではなく、JNKのリン酸化カスケードによる筋肉合成経路と代謝の炎症という観点で捉えているようです。とりわけ2型糖尿病の予防の観点から。あまり筋トレを頑張りすぎても良くないのかな?と思った次第です。何事もバランスですね。

細菌がアルコール耐性を獲得したら?

鹿児島大学病院の集中治療室で耐性菌による院内感染が発生し8人が亡くなるといういたましい出来事がありました。多剤耐性のアシネトバクター(またはその類似の菌)の感染によるものだそうです。

今日の話題は耐性菌に関する英語記事です。出典は例によってMedical News Todayです。私の拙い和訳を載せています。

記事の見出しは以下。

Bacteria are becoming resistant to alcohol-based disinfectants.

バクテリアはアルコールをもとにした消毒剤へ耐性を持ちつつある)

Antibiotic-resistant bacteria and antifungal-resistant fungi are a worrying phenomenon. According to a recent study, a new concern may be developing: alcohol-tolerant bacteria.

抗生剤耐性菌および抗真菌剤耐性真菌は憂慮すべき現象である。近年の研究によると新しい心配事が起こっている。アルコール耐性菌である。

A number of bacteria species are already resistant to a range of antibiotics; the infections they cause are difficult to treat, posing an ever-increasing threat to patients and staff.

いくつかの菌の種は既にある程度の抗生剤に抵抗性を示している。耐性菌の感染は治療が困難であり、患者と医療者への増大する脅威をつきつけている。

Because of the growing numbers of so-called superbugs, hospitals have introduced more stringent cleaning routines.

多くの、いわゆるスーパーバグが現れることにより病院はより厳格な清掃手順をとっている。

Part of the regimen involves alcohol-based disinfectants, such as hand rubs, positioned in and around hospital wards. Since their introduction, there has been a significant reduction in the number of hospital-based infections.

ハンドラブ(手にこすりつける消毒薬?)のようなアルコール性の消毒剤が病棟内または周囲に設置されている。これらの導入により、病院にもとづいた感染は著しく減少した。

Containing 70 percent isopropyl or ethyl alcohol, alcohol-based hand rubs kill bacteria quickly and effectively.

70%イソプロピル/エチルアルコールを含んだアルコール性の手の消毒液は素早く、そして、効果的に殺菌する。

Over recent years, researchers have noted a steady rise in the number of serious infections caused by one particular drug-resistant bacterium — Enterococcus faecium. Despite the wide use of alcohol-based disinfectants, E. faecium is now a leading cause of hospital-acquired infections.

ここ数年、研究者たちは特定の薬剤耐性を示すEnterococcus faeciumによる重大な感染がその数を安定して増していることに注意してきた。アルコール性の消毒液が広く使われているにも関わらず、Enterococcus faeciumは院内感染の主な理由となっている。

Dr. Sacha Pidot and his colleagues at the University of Melbourne in Australia set out to understand whether this increased infection rate might be because the bacterium is growing resistant to alcohol. Their findings were published this week in the journal Science Translational Medicine.

オーストラリア・メルボルン大学Sacha Pidot医師と彼の同僚たちはこの感染率の増加がその微生物(Enterococcus faeciumね)がアルコールに対する耐性を獲得しつつあるからではないかどうか把握することに乗り出した。彼らの発見は今週発行されたthe journal Science Translational Medicineに掲載されている。

To investigate, the researchers used bacterial samples from two hospitals in Melbourne — Austin Health and Monash Medical Centre. In all, they tested 139 samples of E. faecium, isolated from 1997–2015. They assessed how well each sample tolerated diluted isopropyl alcohol.

調査のため、研究者たちはメルボルン市内の2病院ーAustin Health and Monash Medical Centreーから得た菌のサンプルを用いた。全部で139の、1997年から2015年の間に単離されたE. faeciumのサンプルを調べた。研究者たちは、菌がどの程度希釈したイソプロピルアルコールに耐性を示すか評価した。

After analysis, it became clear that the samples taken after 2009 were significantly more tolerant of alcohol than those taken before 2004.

(筆者注:ニュースサイトでは太字で強調されていたので太字にしました)

分析後、2009年以降に採取されたサンプルは2004年以前のものより有意にアルコール抵抗性を示していたことが明らかとなったのだった。

In a second experiment, they allowed bacterial samples to grow on the floors of mouse cages that had been cleaned using alcohol-based disinfectants. Mice were placed in the cages for 1 hour before being moved to clean cages for a further 7 days. After that time, they were screened for infection.

次に、研究者たちはそのバクテリアのサンプルをアルコール消毒したマウスのケージの床に繁殖させる実験を行った。マウスたちは7日間、清潔なケージに移される前に1時間、菌が繁殖したケージに入れられた。その後、マウスは感染の有無を調べられた。

The researchers found that the more recently isolated, alcohol-tolerant strains of E. faecium colonized the resident rodents more successfully.

研究者たちは、より最近単離されたアルコール抵抗性のE. faeciumの菌株が住み込みの齧歯類を植民地化することにより多く成功した。(マウスにちゃんと感染できて菌が繁殖できたってことですね)

To round off their investigation, the scientists delved into the genome of E. faecium. They found that the strains that were more resistant to alcohol displayed mutations in certain genes involved in metabolism; these genetic changes appeared to be responsible for their more hardy constitution.

研究を締めくくるため、科学者たちはE. faeciumのゲノムを徹底的に調べた。その結果、よりアルコール抵抗性のある菌株は代謝に関連する遺伝子に変異があり、これらの遺伝子の変異がより強い抵抗性の形質の理由となっていることがわかった。

Because this study focused on samples from just two hospitals in one city, the authors are wary of the limitations and call for further investigation. Although these are early findings, it is important to consider what alcohol-resistant bacteria could mean in real-life clinical settings.

この研究においては同じ市内のたった2病院から得たサンプルに焦点を当てたものなので、論文の著者たちはその限界があることに対し慎重であり、さらなる調査が必要としている。これらの研究は初期の発見であるが、アルコール抵抗性をもつバクテリアが現実の医療環境において意味するところを考えることは重要である。

The development of alcohol-tolerant strains of E. faecium has the potential to undermine the effectiveness of alcohol-based disinfectant standard precautions."

Dr. Sacha Pidot

アルコール耐性をもつE. faeciumの菌株の発達はアルコール性消毒剤による標準的な予防の効果を弱体化させるおそれを秘めている。

(Dr. Sacha Pidot)

Bacteria predate us by millennia; they have survived countless global disasters. Their ability to adapt has been tested and honed over trillions of generations. They seem capable of crossing any flimsy barrier that humans put in their way.

Because the potential ramifications of this study are serious, more studies are likely to be published over the coming months.

細菌はわれわれを千年前まで引き戻す。彼らは数え切れない地球規模の災害を生き抜いてきた。彼らの適応能力は無数の世代を重ね試され、磨かれてきた。彼らは人間が彼らのやり方で敷いたどんな薄い障壁も超えてくる能力を持つように見える。この試験の結果が予期しなかったことを招く可能性は重大であり、これから数カ月でさらに多くの研究がなされそうである。

 

アルコール耐性ってのは怖いですねえ。。。(こなみ

拙い和訳ですみません、でも意味はなんとなく伝わりますでしょうか?

エモさは深夜にやってくる

 ブログを書こうと思ったら寝てしまっていました。「最近少しエモみがなくなってきたんじゃないの?良かったね。」と知り合いに言われました。確かにエモいツイートは減ったように思います。しかし、私の中からエモさが消えたかといえば、決してそんなことはありません。毎日彼女のことに思いを馳せております。まだまだ風化しておりません。おそらく他にツイートしたくなるようなネタが多いため(東京医大のアレ関係)、一時的に彼女に関することをつぶやく頻度が少なくなっただけのような気がします。加えて、エモいアラフォー男性には需要がないであろうことから、エモさを内に秘めてしまっていると自己分析しています。

 「感情をコントロールするのが大人の作法」であると、私は思います。これは「感情を安定した状態に保つ」という意味なのか「感情を表情・言動に出さない」という意味なのかよく分からなくなることがあります。恐らく両者なのでしょうが、要は「その場の気分の高まりで衝動的行動をとらない」ことがベースにあります。例えば一昔前のアメリカ映画の勝ち気な女性主人公がとる態度のような(具体的な作品名はなにかと言われたら出てきませんが)。先々を事を考え、その場の気分に流されず、必要だと思われる手を打つ冷静さを持っていたいと思うわけです。それができなくて随分失敗してきたような記憶があります。皆様におかれましては感情のオーバードライブから短絡的な行動に出られないことを望むものであります。

 それはそれとして、ときにガス抜きも必要です。彼女のことを考えたとき、幸せな(哀しみも同時に湧き上がりますが)気分になれることは事実です。供養のために時々ツイートすることを許してもらえれば(いい年したオッサンなんだから自分で許し自分で制御すればいい話ですが)幸いです。ブログ記事に書くことでもね。

 彼女は聖人ではなく、かといって悪霊でもないひとりの現世に生きている人間ですが、私の記憶の中で過剰に美化されている可能性があります。何せ一緒にいて楽しかったし、嫌なことが一つもなかったから。そういう人への思慕の情は、火が消えた暖炉の炭のようにーあるいは海洋深層水のようにー静かに静かに心の中に流れ続けるのでしょう。ああ、幸せになってほしいなあ。彼女の望むかたちで軟着陸してほしい。その相手がわたしでないことは確かなのですが、あの笑顔が他の男性に向けられるのは嫉妬を覚えますが、また一緒にクラフトビールを飲みながら笑いながら話をしたいですが。(僕はビールじゃなくて炭酸水でもいいかな)

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 せっかく少し前向きになってきたところで、美しい過去の思い出にすがり後ろ向きになりたくなるような出来事が起こるのがこの世の習いであります。彼女のことを考えることでもっと強い自分になれたら素晴らしいんですけどね。早く血となれ肉となれ。

食事があなたの身体をつくる。人生までも。

 BBCニュースをひとつ紹介します。

McDonald's serves pregnant Canadian cleaning fluid latte 

 カナダのprovince of Albertaで起こった事件です。妊娠8ヶ月のSarah Douglasがマクドナルドのドライブスルーでカフェラテを注文し一口すすったところ、中身は目当てのカフェラテではなく、茶色がかった液体だったのです。彼女は車を止め、吐き捨てました。そして店へ戻り、従業員に向かって上司と話をしたいと告げました。フランチャイズ店としては彼女に申し訳なく思う旨を伝えました。洗浄液が出された理由は以下の通りです。コーヒーのサーバーは通常通り清掃されましたが、ラテマシーンのミルク供給路が洗浄液と繋がったままになっていた、というもの。すぐさま必要な対応を行い、正しい洗浄の手順についてチームで検討し、リマインダー用の表示を取り付けるなどしたそうです。

Sarah Douglasさんは健康に異常はみられませんが、念の為、受診したそうです。

 

 まあ、わりとどうでも良いニュースでした。食は身体を作るという考え方からすると、妊婦がマクドナルドで食べるのかあという気もしますね。さて、私は本日夕食前に体重を測定しました。なんと77.8kgになっていました。あと1kgほど痩せますと、2月から20kg減らせたことになります。「禁酒・筋トレ・有酸素」の三本柱でやってまいりましたが、食事についてもある程度こだわってきました。必ずしも完璧に実行したわけではありませんが、以下のことをテーマにしていました。

  1. 炭水化物の摂取量を減らす
  2. タンパク質を摂取する
  3. 脂質の摂取量を減らす(オリーブオイルだからといって油断せず量を減らす)
  4. 間食は減らす
  5. 清涼飲料水の摂取量は0本/日

 です。米などは極力減らしています。ゼロにはしていませんけどね。ピザやパスタなども控えめにしています。誰だパスタは大丈夫だって言うやつは。脂多いぞ。オリーブオイルでもカロリーはありますからね。。。

 そして、できればサプリは筋トレ後プロテインを飲む程度にしておいたほうが良いかと思います。必要な栄養素はできるだけ毎回の食事から摂取いたしましょう。

 少し雑な感じのエントリになりましたが、食事も日頃の積み重ねです。健康にはこれが大切なんですよね。。。一日一日を大切にしていきましょう。

7月を振り返るとあんなことやこんなことがあった

7月総括

マンスリーでは童貞でした。

【仕事面】

 これといって特筆すべき事項はない。とはいえ主に得意先との関係性構築において6月より改善した。名前と顔を覚えてもらうことができた。また旧得意先への挨拶周りもほぼ100%終えることができた。

 業務上のミスは特になかったと思う。また職場における人間関係においても表面化したトラブルは皆無であった。ただ、複数回開催された飲み会においてアルコールを一切摂取していないため、「変わったやつ」「空気を読まないやつ」と思われている可能性は否定できない。8月に納涼会が予定されており、そこではビールの一杯も飲んで良いかとは思っているが、アルコールとの付き合い方はおっかなびっくり、十分な距離をおいて付き合うという原則を守ることが求められる。翌日の朝活に響かないよう、コントロールするのだ。

【私生活面】

 1)健康

 早寝早起きを心がけ、かつ、実践できている。医療機関の利用については奥歯の詰め物が取れたので削ってインレーにしたことが唯一である。その他内科的疾患の心配はない。体重は一時77kg台を達成した。しかしこれは運動後の脱水の結果であり、実際は79-80kg程度を彷徨っていると思われる。8月は一時的でも良いので75kgを切りたいものである。そのためには外食を減らさねばならない。

 さて。7月は頭皮と顔の肌荒れの程度が重く、精神的ストレスの存在を示唆している。これは8月に対応が必要かと思われる。

 なお飲酒については7/26に一度だけ禁を破った。翌朝20分のジョギングをしたので許してほしい。特に悪い影響はなかったが、積極的に酒を飲む必要はないと感じた。

 2)家庭

 上述した精神的ストレスは家族との共同生活によるものと思われる。他にストレスは特に存在しないし、生活態度は健康そのものだからである。リセットできるならしてしまいたいと思っている。

 3)学習

 英語の勉強は毎日継続できている。Tex加藤の英単語帳を1回読了したので、2周目に入る。会話できる英文法の本はなかなか進まなかった。しかし、進まないなら、1日最低1単元でもできたら大きな進歩であると捉え、とにかくやってみることにした。英語記事については、結果的に単語の勉強も兼ねており、ブログのネタにもなるので効果的だと思う。できるだけ多くのジャンルのニュースに触れていきたいが、医療・BBCニュース・ライフハックを基本的な軸にしようと考えている。

4)メディア

 ブログの継続もほぼほぼ毎日できている。しかし時にサボる。やっつけ仕事のようなエントリを書く日も多く、果たしてこれが文章のトレーニングに繋がっているのかと思うこともある。文章スキルについて振り返りを行う時間を設けること、読者に文章の分かりやすさ(伝わりやすさ)を尋ねてみる試みが必要かもしれない。

 ツイッターを再開した。ややアクセス回数やツイート数が多い認識がある。自制が必要だ。

 5)愛だの恋だの

 別れた彼女のことを未だに引きずっている。彼女のことを考えない日は1日としてなかった、といえる。病的である。彼女には迷惑だろう。家族は彼女の代替にはならない、決して。彼女とは連絡を取ることは不可能である。暗い鬱々とした気分でいるのも良くないので、8月は心のリハビリに励むことにする。コンビニの女性店員に「今日は暑いですね」と話しかけることから始めようと思う。ってナンパかい。やらんわ

 6)読書や映画などインプット関係

 映画は全く観なかった。

 読書は「逃げ切れない世代」「陸奥宗光とその時代」の2冊くらいしか読了したものがなかった。無念じゃ。

 8月は映画はさておき経済学の本ー「善と悪の経済学」ーを読みたい。あとは呉座先生の本を読まねば。書評も書いてブログのエントリとして活用したい。

 

 というわけで7月を振り返ってみたわけだが、トータルで60点といったところ。燃焼できていない。これからスピードアップしないとね。何事も。。。

過去の供養と自分の中の虚しさと

 私の望みは何なのだろうか。

 心の奥底から湧き上がるような欲望、衝動、一生かかっても良いから成し遂げたい何か、睡眠時間を削り多くの労力を費やしても構わない何か。。。そういったものが、私にはない。熱い何か、がないのだ。

新装版マイ・ゴール これだっ!という「目標」を見つける本

 多くの自己啓発的な本を読んでいると、「大切なのは情熱である」といった趣旨のことが書いてある。その情熱が湧く何か、心躍り胸はやる何か、明確に言語化できる何かがないのである。いま就いている仕事に楽しみを覚えないとか、人生が虚無感に満ちているとか、そういうわけでもない。人生の残りを消化試合と捉えているわけでもない。燃えるように打ち込む何かがないのだ。

情熱の薔薇

情熱の薔薇

 野心に溢れる男性は男性ホルモン(テストステロン)が多く分泌されているという。生理前〜期間中の女性のメンタルの振れ幅は女性ホルモン(エストロゲンプロゲステロン)に支配されているように、野心に溢れ、その野望を実現するために動き回っている男性もまたテストステロンに支配されているといえよう。わたしたちはホルモンの奴隷なのかもしれない。

超 筋トレが最強のソリューションである 筋肉が人生を変える超・科学的な理由

 私は現在、ブログの執筆(というほどきちんと書いているわけではないが)と英語の勉強、筋トレを続けている。これは情熱的に行っているのではなく、ただ「仕事や健康を考えた上での行為の必要性を感じ、そしてある程度好きだからやってる」というマイルドな理由である。健康ランドのジャクジー並の心地よさである。太陽の光ではなく月の光。穏やかな前向きさ、それが今の私の状況である。確かに年内75kgを達成したい。しかしそれは例えて言うなら細い渓流を水が流れるようなもので、文化祭のキャンプファイヤーの燃え盛る炎ではない。40歳手前だし、それで良いのかなと思う。ストレッチし続けることで達成できそうな目標をいくつもいくつも持ち続けること、それが凡人中の凡人であるわたしに向いている生き方なのではないか、と考える。

 色恋に燃やす情熱は多くが枯れてしまった。にも関わらずエモキモな文章を書き連ねている。相手を愛する気持ちではなく、過去の思い出と関係性に執着する、古いエンジンオイルのような酸化した物質に変質してしまったのではないか、と自分を観察していて思うようになった。過去を供養しなければならない。過去を供養することに残り少ない情熱を注いでみようか、最近はそんなことを考えている。

先祖代々供養 お経の出るお線香

逃げ切れない世代

 同世代の元官僚、宇佐美典也さんが書いた「逃げ切れない世代」を読みました。ブロガーのヒデヨシさんが書評を書いていたのを読んで、面白そうだワイと思ったので楽天でポチってしまいました。

逃げられない世代 ――日本型「先送り」システムの限界 (新潮新書)

 日本の「先送り体質」について、何が問題になっているのか、原因は何か、わかりやすく解説してあります。そして、このまま先送りを続けるとどうなるのか、社会がどのように変わっていくかも書いてあります。著者の元経産官僚という経歴を活かして、分析的ですが分かりやすくまとめてあります。文章も平易で読みやすいです。

 この本を手に取るミレニアル世代の最年長組のわれわれアラフォーは、「逃げ切れない世代」だといわれているわけですが、じゃあこれから具体的に何をしていけばよいの、ということが一番の心配(関心)事です。人生90年、100年時代を迎えるわけですから。

 我々世代は、我々の親世代のような「学校→就職→定年後はゆうゆう年金ぐらし」という人生プランを描くことはできません。おそらく年金積立金は早期に取り崩され、貰える年金額は現役時代の1/3ていどになることでしょう。定年後にどのように暮らしていくのか?生活の原資をどのようにして得るか?これを考えないといけないのです。

 著者の宇佐美さんはエリートコースから降りてフリーランスになります。そこでご自身の経歴や強み、官僚時代に培った人脈などを活かしたビジネスに取り組まれ、ある程度成功されているようです。宇佐美さんはブログも書かれており、このブログがかなり「読ませる」ものでして、そこから自身の強みを把握できた、というようなことも書かれていました。私もブログを書いていますが、まだ特に強みを発揮できていませんし、特に注目を集めているわけではありません。まだまだ精進が足りませんね。頑張れわたし。

 自分の属する世代論は、特に社会保障関係の話題が絡んでくると実に暗澹たる気持ちになるものです。日本の人口減、市場縮小、社会保障費用増大、消費税増税、軍事費減、安全保障上のプレゼンス減、中国に飲み込まれる、などなど。自分のことならまあいいのですが、子どもがいると、大変な時代に生まれてきてしまったな、と気の毒になります。

 しかし、マクロでは日本および日本人の地位は地盤沈下していきますが、ミクロではー個人レベルではこれからのやり方次第でサバイブできるはずです。そして日本には優秀な人たちがまだまだたくさんいます。わたしもアラフォーですがこれから仕事に脂が乗ってくる時期であり、まだまだこれからの頑張りで未来をサバイブできるのかなと思いますので、ひとつ未来を明るくするために頑張っていきたいもんですね。